社長に訊く。日本ホテルの未来展望。代表取締役社長 里見雅行 聞き手:新卒採用担当 岩堀紘大 深瀬晴香

日本ホテルの今とこれからについて、
若手社員が経営トップに尋ねてみました。

岩 堀

現在のホテル業界を取り巻く環境をどのようにお考えでしょうか?

里 見

ホテル業界は活況を呈しています。客室の高い稼働率に加え、インバウンド(海外からの訪問客)の増加はホテル業界にとって追い風です。観光立国をめざす国の政策として、訪日インバウンドを2020年には4000万人、2030年には6000万人まで増加させる目標があり、これはホテル業界にとって大きなチャンスであると同時に、国の政策を支えるという社会的使命も負っています。

深 瀬

それは挑戦しがいがありますね。
一方で、業界内の競争も激しくなるのでしょうか?

里 見

そのとおりです。すでに首都圏など大都市を中心に新規ホテルの建設ラッシュが始まっています。今後は既存のホテル事業者に加え、国内外からの新規参入も増え、競争が激化していくことが予想されます。そうした状況の中で当社グループのホテルをお客さまに選んでいただくために、これまで以上にお客さまのニーズに合致した高品質のサービスを提供することが重要であると考えています。

深 瀬

競争激化の状況で成長するための日本ホテルの強みとは何でしょうか?

里 見

まずJR東日本グループの一員であることです。私たちのホテルは駅に直結した立地が多くて便利なだけでなく、安心してご利用いただけるよう日々努力しています。ラグジュアリーホテル、シティホテル、宿泊特化型ホテルなど、国内外のお客さまのニーズに合致したホテル事業を展開していますが、今後、海外のホテルブランドと提携したラグジュアリーホテルを含めて、新たなホテルを計画的に開業していきます。

岩 堀

新しいホテルが増えることは、私たちにとっても楽しみであると同時に、身が引き締まる思いがあります。

里 見

ホテルの原点は「心からのおもてなし」です。ホテルには宿泊、料飲、宴会など多くの専門職種があります。調理にも高い技術が求められます。そこで働くスタッフが連携しながら、それぞれの分野のプロフェッショナルとして高品質のサービスを提供し、お客さまに喜んでいただくことができれば、それは自らの喜びにもなります。その経験を積み重ねることで、一人ひとりが成長していきます。また、海外経験を含め、いろいろな研修プログラムを用意しています。

深 瀬

これからの日本ホテルに求められる人材とはどういった人材でしょうか?

里 見

仕事を通じて働く喜びを見いだそうという意欲にあふれた人材ですね。お客さまに喜んでいただくためにはどうしたらいいかを真剣に考え、実践すれば、おのずとそこから今の自分に必要なものが何か、これから何をすべきかが見つかります。日本ホテルは人こそが財産の会社です。高いレベルのおもてなしができる有能な人材がそろっています。伝統を引き継ぎながらも新しいニーズに対応できる柔軟な発想を持った若い力に期待しています。

〈語り手:代表取締役社長 里見雅行/聞き手:岩堀紘大 深瀬晴香〉

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