ベルスタッフは、チェックインを済ませたお客さまをお部屋までご案内したり、出発のお見送りをしたり、フロアにいらっしゃるお客さまをメインにサービスを提供しますが、エドモントにはドアマンがいないため、私たちベルスタッフがタクシーの手配や電車の乗り継ぎ案内、近くに停車するリムジンバスのご案内なども担当しています。そのほか、どんな観光がおすすめか相談されることもあり、レジャー施設などの営業時間は覚えておくようにしています。また、エドモントは、ビジネス利用のほか、修学旅行生の団体利用がとても多いです。事前に荷物が送られてくる場合の受け入れなどのほか、観光バスが到着した際にはバスの誘導も行います。ハイシーズンには1日に数校宿泊されることもあり、そういったときは少し忙しくなりますね。受験シーズンになれば、試験のために上京された受験生が宿泊されるため、万が一にも試験に遅れてしまわないようタクシーの手配や交通の案内には気を使います。

お客さまを客室までご案内するベルは、お客さまと接している時間が実はフロントよりも長いのです。お客さまによってはお話好きな方もいますので、観光で来られていると思われるお客さまにはどこから来られたかや、どこに行かれたかをお聞きしたりします。逆にビジネス利用のお客さまには「お疲れさまです」とお声がけをすることも。外国人のお客さまには、その国の言葉での挨拶を聞いてコミュニケーションを図ったりもしています。英語のほか、中国語やスペイン語なども使う機会が多く、英語以外での質問や案内を頼まれたときは、タブレットの翻訳アプリを使用して対応しています。海外のお客さまとコミュニケーションを図るためにも、まずは英語を更に勉強していきたいですね。配属後、半年間の英語研修があり、2週間に1回の割合で、就業時間内に1時間半ほどかけて実践的な言葉を中心に教えていただいたのですが、まだまだ自信がないので引き続き頑張ります。
入社2年目になり、これまで指示を出されて動いていた状態から脱し、自分で仕事を見つけて積極的動くよう意識しています。事前にお荷物を客室に運ぶお客さまがいらっしゃれば、客室清掃から準備完了の連絡が来るのを待つのではなく自分で確認しに行ったり、そういった指示を後輩にも出せるようになりたいです。