「社員」と「会社」の橋渡しをして
働きがいのあるホテルをつくりたい。

PROFILE

PROFILE
管理部門
門倉 さつきSatsuki Kadokura
2019年入社
総務部
学生時代に接客のアルバイトを経験。その時にお客さまとコミュニケーションをとることの楽しさを知って、接客業に興味を持つ。「せっかく接客業をするなら、最上のおもてなしを学びたい」とホテルを志望するように。また「一人で仕事をするよりも仲間とチームワークを発揮できる仕事が好き」という自己分析も、ホテル業にマッチしていた。日本ホテルの、「多彩なブランドのホテルを展開しているから働くうえでの選択の幅が広い」という点に魅力を感じ入社を決意。
個人のお客さま、法人のお客さま
両方との
コミュニケーションを学ぶ
入社後はホテルメトロポリタン丸の内で宿泊部門の仕事に携わった後、大手IT企業への出向を経験しました。最初に配属されたホテルメトロポリタン丸の内では、新しい発見の連続でした。まずはホテルの専門用語を覚えるところからのスタートでしたが、成長するにつれて翌日の宿泊者リストを見て、どんなお客さまをお迎えするのだろうと、ワクワクしながら準備をしたり、お誕生日やプロポ―ズなどお客さまのサプライズをドキドキを隠しながらお手伝いしたりと、ホテルの接客ならではの楽しさを知りました。また入社3年目、4年目の大手IT企業への出向では、広く通用するビジネススキルを修得できました。IT製品・サービスの体験型ショールームで説明員として勤務したのですが、個人のお客さまとのやりとりがメインとなるホテルとは異なる、法人のお客さまとのビジネスコミュニケーションについての理解が深まりました。ホテルのフロントと出向先での経験など、異なる業界にチャレンジする機会をいただけたことは間違いなく自分の成長につながったと思います。

自分の手掛けた研修で
誰かが成長する嬉しさがある
現在は本社の総務部で、社内研修を担当しています。日本ホテルでは、社員一人ひとりが成長していけるよう、若手社員研修をはじめ、階層別研修や選択型研修など、さまざまな研修を実施しています。研修には、社内のメンバーだけで企画、運営する内製の研修と、外部講師を招くものがあります。講師の選定や会場の手配からはじまり、関係者との打合せを通してカリキュラムを決めて、研修で使用するテキストやワークシートを手配・作成、当日の運営までが私の担当業務です。「社員研修を任される」と聞いた時は、少し戸惑いもありました。入社5年目の自分にうまくできるだろうかという不安があったのです。しかし、人が財産であるホテルにとって重要な仕事を任されたことにモチベーションは大いに高まりました。この仕事には、「社員の成長を間近で見ることができる」というやりがいがあります。電話応対の研修時に「電話に出ることが苦手です」と自信なさそうにしていた新入社員が、後日フロントで堂々と電話を取っている姿を見た時には、嬉しさがこみ上げてきたことをいまでも覚えています。


研修を楽しんで
前向きになってもらえるように
私には、研修担当としてひとつの想いがあります。受講者の皆さんに研修によって少しでも前向きになって欲しいということです。そのためには、研修で学び考えることを楽しんでもらう必要があります。ですから、研修で使用するワークシートに興味をもって取り組んでもらえるよう、そのレイアウトやデザインに工夫をしています。
研修担当というのは、社員と会社を橋渡しする役割もあると考えています。たとえば新入社員研修の担当者として、仕事内容や職場についての悩みを聞く機会がありますが、それを改善のきっかけとして共有することもできるのです。反対に会社から社員へ、「こうあってほしい」というメッセージを研修カリキュラムに盛り込んで伝えることもできます。
こうした研修を通して私が感じていること、それは、日本ホテルで働くスタッフは自分たちのホテル、そして一緒に働くスタッフを大切に思っている人が多いということ。これからも、社員の皆さんが自分たちのホテルとそこで働くスタッフを大切に思える気持ちとやりがいをもって働けるよう、それぞれの成長をサポートしていきます。そして、社員と会社をつなぐ研修担当の経験をもとに、将来はES(従業員満足度)向上に貢献できるようなプロジェクトに携わりたいと思っています。
One dayある1日のスケジュール
9:20
- 出社、メールチェック、スケジュールの確認
10:00
- 外部講師との打ち合わせ
12:00
- 食事・休憩
13:00
- 内製研修の投影資料やワークシートの作成
研修会場へ備品の手配
16:00
- 新入社員との面談
17:00
- 面談記録の作成、翌日の打ち合わせ資料の作成
18:00
- 退社