INTERVIEW06

働きがいと安心感のある
環境の中、人を採用し、
人を育てる仕事の醍醐味。

E.A.さん

JR東日本ホテルメッツ本部
人財チーム
2009年入社

Career

経歴
2009年~2011年
日本ホテル入社。ホテルメッツ水戸 フロント
2011年~2016年
ホテルメッツ渋谷 フロント
2016年3月~12月
ホテルメッツ立川 フロント
2016年12月~2019年12月
ホテルメッツ宇都宮 副支配人
2019年12月~
JR東日本ホテルメッツ本部

Skill

経験・スキル

・英会話(TOEIC885点)

・接客スキル、コミュニケーション力

Why

志望動機

地元(茨城)に戻る必要があり、前職のホテル勤務の経験を活かせる場への転職を考えた。ホテルメッツは宿泊に特化したサービスを提供できることに魅力を感じて志望した。

CHAPTER01

学生時代からホテルに勤務、
その魅力を実感していた。
ホテルメッツのアルバイトから
契約社員、そして正社員へ。

私は学生時代の4年間、ホテルでベルボーイとしてアルバイトをしていました。社会経験を積むならば、サービス業の中でも最高のホスピタリティを提供するとされるホテルで働くことが最適だと思ったからです。また大学で専攻していたのが英米語学科だったこともあり、英語を仕事に活用できる点も惹かれました。この4年間でお客さまとコミュニケーションを取る中で、お客さまのお役に立てるところに仕事のやりがいを感じ、就職に際してもホテルを志望しました。入社したのは外資系のシティホテル。ただ数ヶ月後、地元である茨城へ戻る必要が生まれたことで、地元での再就職を考えました。それまで勤務していたホテルは規模が大きく、私は宿泊部門を担当。多くの部門や人と関わる楽しさもありましたが、自分は気質的にもっとコンパクトなホテルの方が性に合っていると感じていました。そんな自分に合うと感じたのがホテルメッツ水戸。約100室のホテルであり、地元を訪れるお客さまとじっくり会話できる機会もあると思いました。当初はアルバイトで入社。その後上司から「東京で頑張ってみないか」と背中を推され、ホテルメッツ渋谷に異動し、契約社員に。その後、周囲の勧めもあり登用試験を受けて正社員となりました。

CHAPTER02

寛大で面倒見のいい
上司・先輩に支えられてきた。
英会話研修講師をきっかけに
自ら希望し人事の仕事に。

ホテルメッツでは副支配人も任せていただきましたが、振り返って感じるのは人に恵まれてきたということです。上司・先輩が寛大でミスがあっても責めることはなく、適切な指導でステップアップを支援してくれました。たくさん褒めていただいたのも強く印象に残っています。社員のことを気にかける、面倒見のいい人が多く、新人時代は本当に助けられました。日本ホテルには、中途でも新卒でも関係なく、頑張る人を応援する風土があると感じています。2019年からホテルメッツ本部の人財チームに所属しています。人事の道に進もうと思ったきっかけは、ホテルメッツの新入社員を対象とした英会話研修の講師を務めたことでした。当時はホテルメッツ宇都宮の副支配人。副支配人向けの研修も受講しており、それを活かして自分でカリキュラムを組んで研修を実施しました。研修後、このような「人」の育成・採用等に関わる仕事が自分に向いていると感じ、自分から手を挙げて異動を希望し、人財チームに配属されました。現在は主にキャリア採用と採用後の研修を担当しています。代理店との求人広告原稿の制作から始まり、書類選考、一次面接までを担当。その後、合格内定や入社の手続きを進め、入社時は3日間の研修を実施しています。

CHAPTER03

新入社員の研修での
葛藤、壁を乗り越えるために、
人に伝えること、
その関わり方を深く考えた。

ホテルメッツのキャリア採用の一次面接は私が担当が担当しています。私は求職者に100点満点を求めることはありません。大事なことの一つは、メッツというホテル・会社の雰囲気に合うかどうか、そして応募した背景にあるストーリーを大切にしています。また、ホテルの数が増え、サービスの変化していく中、そうした時代や社会の変化に柔軟に対応できる資質があるかどうか、丁寧なコミュニケーションを通じて判断していくことを心がけています。このように私はキャリア採用・研修が中心ですが、新入社員研修も担当しています。これは2020年から担当しているもので、現場の経験を活かし、自ら研修プログラムを作り、研修を実施しています。基本はそのプログラムを踏襲してきましたが、2023年はそれまでとは異なり、研修の雰囲気が一変したのです。従来通りの進め方で実施しましたが、新入社員には私が伝えたことが伝わっていないことは明らかでした。何が問題なのかわからず、葛藤するなかで気付いたことは、求めるばかりでは前進しないということでした。彼らは階段の上がり方がわからない。ならば上がり方を示してあげる必要があることに気付きました。その後、全員が一体となって取り組む空気感が生まれ、修了後は「ありがとう」のメッセージももらいました。指導の仕方や人との関わり方を、改めて深く考えるきっかけにもなりました。

CHAPTER04

自分の考えを反映させて
仕事を動かす手応え。
人事の道を究めて、
スペシャリストを目指す。

新入社員研修、キャリア採用後の研修など、人を育てることに大きなやりがいを感じています。人が育つことは、お客さまをはじめ多くの人の役に立つことに繋がっていきます。採用・研修業務を通じて感じるのは、ホテルの現場でお客さまと向き合うことも社員と向き合うことも、その根底は変わらないということです。ホテルの現場では、お客さまの満足のためにサービスを提供するわけですが、同様に社員が安心して活き活きと満足して働くために、採用・研修という業務があると思っています。今の仕事で特徴的なのは、キャリア採用・研修に関して任せていただいているという点。私の考えを尊重していただいてますし、自分の考えを反映させて仕事を動かしていくことに、確かなやりがいを感じています。入社して15年になりますが、実感するのは長く働くとより働きやすさや安心感があるということです。人を生産性で評価するのでなく、勤務年数や経験の積み重ね、仕事のプロセスが評価に繫がる。「いい会社」という率直な想いがあります。今後も人事の仕事を究め、この道のスペシャリストになることが目標です。

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