INTERVIEW04
お客さまの心に
寄り添い、
想像を超える
サービスを。
Y.O.さん
東京ステーションホテル
料飲宴会部
レストラン ブランルージュ
2017年入社
Career
経歴- 2017年
- 日本ホテル入社。東京ステーションホテル 料飲宴会部
ロビーラウンジを経て、レストラン ブランルージュ
Skill
経験・スキル・前職で培った多彩なコミュニケーションスキル
・レストランのオペレーションスキル
・チームマネジメントスキル
Why
志望動機前職の上司が日本ホテルに転職、東京ステーションホテルのフランス料理店で、マネージャーとして勤務していた。ある時話をする機会があり、転職を勧められたのが入社のきっかけ。東京駅丸の内駅舎という唯一無二の場所で働くことへの憧れもあった。
CHAPTER01
初めて「接客」の仕事に
感じた喜びと楽しさ。
待遇の良さと、
歴史ある素敵な空間で働く魅力。
初めて「接客」の仕事に
感じた喜びと楽しさ。
待遇の良さと、
歴史ある素敵な空間で
働く魅力。
高校2年までは部活動のテニスに打ち込んでおり、アルバイトの経験もありませんでした。そんな中高校3年生の時、家族とよく訪れていた焼肉レストランでそこの店長と懇意になったことがきっかけで「うちでアルバイトしてみないか」と誘われたのです。初めてのアルバイトだったため戸惑いましたが、新しいことへの挑戦に惹かれ、焼肉レストランでアルバイトを始めました。始めてしばらく経ったころあるご年配のお客さまからおすすめのデザートはないかと聞かれたことがありました。当時その店では「いちご杏仁」というオリジナルデザートがあり、おすすめしたところ注文いただいたので、それを私は自ら作って提供。お客さまには大変喜んでいただき、「来週、また来るね」とのお言葉をいただきました。来ていただけるか正直半信半疑でしたが本当に来店していただき、同じデザートをお召し上がりいただきました。その時に感じた仕事の喜び、嬉しさが今でも忘れられません。接客の仕事が自分には向いている、接客の仕事が好きなことを感じて、ホテルの専門学校に進学。卒業後、大手ホテルチェーンの料飲部門で9年半勤務しました。「果たしてこの環境のままでいいのか?」という思いが芽生え、新しい環境で自分の可能性を広げたいとも思っていた頃、東京ステーションホテルに勤務する前職の上司と話をする機会があり、転職を勧められました。転職の大きな決め手は待遇面の良さと働く環境でした。ライフステージの変化もあり、これまで以上に充実した条件は大きな魅力でしたし、歴史ある東京駅丸の内駅舎で働けることにも強く惹かれました。
CHAPTER02
お客さまを「よく観察する」こと。
自分に求められているものを、
事前に察知して行動する。
お客さまを
「よく観察する」こと。
自分に求められているものを、
事前に察知して行動する。
入社後はロビーラウンジを担当していましたが、現在はフレンチレストラン・ブランルージュでホールを担当しています。フレンチレストランの場合、ホール担当のスタッフにはそれぞれ役割があり、私はお客さまからオーダーを取り、料理、ドリンクを提供するなど、お客さまに最も近い場所でサービスを提供する役割。したがって、お客さまが感じるサービスの印象はすべて私の言動、所作にかかっています。お客さまがブランルージュで過ごす時間は、非日常で特別なものであり、当店への期待値は高いものがあります。私が常に目標にしているのは、お客さまの期待を越えるサービスを提供すること。それが感動に繋がっていくと思っています。そのために心がけているのはお客さまを「よく観察する」ことです。それがより良いサービス提供のための、すべてと言っても過言ではありません。たとえば、冷房でお客さまが寒さを感じていることをキャッチしたら、ブランケットをお持ちしますし、お客さまが席を立たれた場合、それは化粧室に行くことを意味しますから、速やかにご案内します。つまり、お客さまが何かしらの要望を仰る前に、事前にそれを察知して行動することです。常に集中と緊張の連続ですが、それがより良いサービスの提供に繋がり、お客さまから「また来たよ」と言っていただいた瞬間が、何よりのやりがいです。
CHAPTER03
年間50項目に及ぶ店舗改善点を、
スタッフに示し実践した。
店舗の環境が向上した
確かな手応え。
年間50項目に及ぶ
店舗改善点を、
スタッフに示し実践した。
店舗の環境が向上した
確かな手応え。
ロビーラウンジで勤務していた時のことです。メンバーの入れ替わりが激しい時期だったこともあり、お客さまへのサービス品質が低下していると感じました。たとえば、入口でお客さまをお待たせする場面が頻発するなど、基本的な対応にも課題が見られたのです。そこで私は、店舗環境を改善させるため、年間50項目の改善点を自ら作成しスタッフに提示、月に4項目ずつ達成していくことを目標に掲げました。この取り組みは上長からの指示でも、東京ステーションホテルとしての取り組みでもなく、自分自身の課題意識から発案したものです。スタッフへの共有や進捗管理、目標達成後のアクションなど、継続には困難もありましたが、店舗の環境は確実に改善しました。また、これはスタッフを育成する試みでもありました。サービスに基本のマニュアルはあるものの、マニュアルだけで最高のサービスは提供できません。では何が大切か。それはお客さまが何を求めているのか、お困りなのか、お客さまのことを徹底して考えることです。そして行動に移す。そのようなマインド・意識を持ったスタッフを育てていくことが、今の自分の使命の一つになっています。
CHAPTER04
誇り、感謝、謙虚さを胸に。
5年後、マネージャーとして挑戦を。
誇り、感謝、謙虚さを胸に。
5年後、
マネージャーとして挑戦を。
入社して9年目になりますが、心から感じるのは東京ステーションホテルのスタッフは本当に「いい人」しかいないと日々感じています。メンバー全員が、このホテルが好きで誇りを持っていて、お客さまだけではなく一緒に働くメンバー、パートナー企業に対して常に感謝の気持ちを持って謙虚な姿勢で接しています。だからこそ安心して働ける環境が整っているのだと実感しています。現在の仕事であるフレンチレストランでのサービスは、実は初めての経験でした。当初は不安が少なくありませんでしたが。しかし周囲のメンバーの丁寧で適切な指導があり、徐々に不安も払拭できました。とはいえ料理やワイン、チーズなどのフランス料理そのものの知識はまだ足りておらず、目下猛勉強中です。さらには店舗運営や数字管理といったマネジメント業務にも注力していき、5年後にはマネージャーを目指したいと考えています。